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『コンピュータが「戦死」しました』

雑記
msgunfmt /usr/share/locale/ja/LC_MESSAGES/libc.mo | iconv -f EUC-JP | lv

ちょっと訳あってglibcのメッセージカタログを眺めていたら次のようなエントリを発見した。

msgid "Computer bought the farm"
msgstr "コンピュータが「戦死」しました"

ほほー、「buy the farm」という言い回しがあるのか。調べてみると「World Wide Words: To buy the farm」というページに行き当たった。

  • 意味は(戦争で) 死ぬこと。
  • これは専らアメリカのスラングである。
  • ブリティッシュスラングで、第一次世界大戦中には「buy one」「but it」という言い回しがあった。もっとも貰うにふさわしくないものを貰ってしまったという皮肉から生まれたと考えられる。「buy a packet」という言い方もある (「弾をもらっちまう」)。
  • American Speech という言語学のジャーナルの1955年に発行された号には、起源について、「戦闘機が農場に墜落したら、農場主は政府に賠償を求めるのだが、その賠償金が土地の抵当額を上回るので、いわばパイロットは死をもって農場を買ったということになる。」という、いかにももっともらしいパイロットの話が紹介されている。
  • まことしやかな話として
    • 「退役したら農場でも買って腰を落ち着かせるよ」というのが当時パイロットのよくある語り草で、死を退役になぞらえて、「あいつは農場を買ったんだ」と仲間が言い始めたことから生まれた。
    • 当時米軍は生命保険金として当時としては高額な1万ドルを支払うことにしていたが、未婚の兵士の場合、保険金はそのまま郷里で農場を営んでいる両親に支払われることになり、保険金が抵当額を上回っていれば兵士が両親に農場を「買ってやった」ことになることから生まれた。

閑話休題、このエラーメッセージはどのような時に出るのか、Wikipediaのエントリに書かれているようにHurdのシステムエラー「EIEIO」で出るようだ。Linux ではそのような errno は定義されていないので見ることができない。何かがっかりだ。

追記: EIEIO は何の頭辞語でもない。読み方は「イーアイイーアイオー」で、「Old McDonald Had a Farm」(邦題は「ゆかいな牧場」) にattributeされる。